最終更新日:2026.03.26

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老人ホームの入居費用は、施設の種類やサービス内容によって大きく異なり、数万円から数百万円まで幅があります。「いくら用意すればいいのか」「月々の負担はどのくらいか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は、老人ホームの入居費用や内訳、施設によって差が出る理由などを解説します。

老人ホームの入居費用の相場

老人ホームの種類によって必要な費用は大きく異なります。ここでは、費用の内訳と施設ごとの相場について解説します。

老人ホームの費用の内訳

老人ホームの費用は、「入居一時金(初期費用)」と「月額利用料」の2つで構成されるのが一般的です。

公的施設である特別養護老人ホームや介護老人保健施設では、基本的に入居一時金は不要です。

一方、民間の有料老人ホームでは、終身利用を前提とした「利用権方式」を採用している場合が多く、入居一時金が必要になるケースがあります。なお、入居一時金が不要なプランでは、その分月額利用料が高めに設定される傾向があります。

月額利用料の主な内訳は以下のとおりです。

・施設介護サービス費
・介護保険対象外のサービス費
・居住費(賃料)
・食費
・管理費
・サービス加算
・上乗せ介護費
・日常生活費
・医療費

施設や介護度によって金額が変動するため、総額でいくらになるのか事前に確認することが重要です。

老人ホームの入居費用の相場

老人ホームにはさまざまな種類があり、それぞれ入居一時金と月額費用の相場が異なります。主な施設の目安は以下のとおりです。

▼公的施設の費用相場(円)

施設の種類

入居一時金

月額費用

特別養護老人ホーム

なし

5万~15万円

ケアハウス

数十万円

10万~30万円

▼民間施設の費用相場(円)

施設の種類

入居一時金

月額費用

介護付き有料老人ホーム

数百万円まで
(高級施設の場合は数千万円)

15万~30万

住宅型有料老人ホーム

数百万円まで

10万~25万

サービス付き高齢者向け住宅

数十万円まで

15万~25万

グループホーム

数十万円まで

15万~20万

実際の負担額は立地や設備、介護体制によって大きく変わります。希望する生活スタイルと予算のバランスを見ながら、無理のない選択をすることが大切です。

老人ホームの入居費用を決める主な要素

老人ホームの入居費用は一律ではなく、さまざまな条件によって差が生じるため、どのような点で費用が変わるのかを事前に理解しておくことが大切です。ここでは、3つの視点から費用に差が出る主なポイントをご説明します。

施設の種類

まず大きな違いとなるのが、施設の種類です。

公的施設である特別養護老人ホームや一部のケアハウスは、自治体などの支援を受けて運営されているため、比較的費用が抑えられている傾向があります。入居一時金が不要なケースも多く、月額利用料も民間施設と比べて負担が軽い場合が一般的です。

ただし、その分入居希望者が多く、待機期間が発生することも少なくありません。

一方、民間施設である介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などは、サービス内容や設備の自由度が高い分、費用にも幅があります。入居一時金が数百万円にのぼることもあり、その分、居住環境やサポート体制が充実しているケースが多いです。

立地と設備

同じ種類の施設であっても、立地や設備条件によって費用は変動します。

都市部や駅に近い場所にある施設は、土地や運営コストが高いため、月額利用料も高くなる傾向があります。

反対に、地方や郊外に立地する施設は、比較的費用が抑えられる場合があります。ご家族が面会に通いやすい場所を優先するのか、費用負担を重視するのかによって、選択の基準は変わってきます。

また、居室の広さや設備内容も費用に直結します。個室か多床室か、トイレや浴室が室内にあるかどうか、共用スペースがどの程度充実しているかなどによって、居住費は異なります。

新築や設備が整った施設は快適性が高い一方で、その分費用も上がる傾向があります。

介護・生活サービスの内容

提供される介護や生活支援サービスの内容も、費用の差が生まれる要素です。

たとえば、職員の人員配置が手厚い施設では、きめ細やかなケアが受けられる安心感がありますが、その分人件費が反映され、利用料が高くなることがあります。医療機関との連携体制が整っている施設や、看取りまで対応している施設も、体制維持のための費用がかかる場合もあります。

さらに、食事の内容や選択制メニューの有無、リハビリやレクリエーションの充実度、日常生活のサポート範囲などによっても月額費用は変わります。どこまでの支援を求めるのかを明確にすることが、適切な施設選びにつながります。

老人ホームの入居費用をサポートする制度

国や自治体によって、老人ホームでの介護に伴う経済的負担を軽減できる制度が用意されています。公的制度を正しく理解し、必要に応じて申請することで、実質的な負担を抑えられる場合があります。ここでは代表的な制度をご紹介します。

高額医療・高額介護合算療養費制度

高額医療・高額介護合算療養費制度は、1年間の自己負担額を通算して軽減する制度です。

毎年8月1日から翌年7月31日までの1年間に支払った「医療保険」と「介護保険」の自己負担額の合計が、世帯の所得区分ごとに定められた上限額を超えた場合、その超過分が払い戻されます。

長期にわたり医療と介護の両方を利用している場合、負担が大きくなりがちです。この制度を活用することで、年間単位で見たときの経済的負担を抑えられる可能性があります。

自動的に還付されるわけではないため、対象となる可能性がある場合は、加入している医療保険の窓口や自治体に確認することが大切です。

介護保険施設での医療費控除

一定の介護保険施設に入所している場合、支払った費用の一部が医療費控除の対象になることがあります。

特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院などでは、療養上の世話にかかる負担額が「医療費」として扱われる部分があります。そのため、確定申告を行うことで所得税の医療費控除を受けられ、結果として税負担を軽減できる可能性があります。

対象となる費用の範囲は施設の種類によって異なるため、領収書や明細書を保管し、内容を確認したうえで手続きを進めることが重要です。

自治体独自の補助金・助成金

公的な全国共通の制度に加え、自治体ごとに独自の補助金や助成金が用意されている場合があります。

たとえば、低所得世帯向けの居住費助成や、紙おむつ代の補助など、地域の実情に応じた支援策が設けられていることがあります。内容や条件は市区町村によって異なるため、お住まいの地域の役所窓口や公式ホームページで確認することが大切です。

老人ホームの費用は単純比較ではなく「納得」で決めよう!

老人ホームは、ご本人とご家族が「ここなら安心できる」と納得できる場所を選ぶことが大切です。費用だけでなく、受けられる医療体制や介護の質、生活の安心感まで含めて考えることをおすすめします。

なお、高齢者の入居や介護施設選びでお悩みの際は、元気な介護グループへご相談ください。私たちは、医療機関との連携体制を強みとしており、日々の健康管理はもちろん、夜間帯も含めた安定したサポート体制を整えています。

また、24時間365日対応の定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスを施設内で提供できる体制を構築しており、体調の急変時にも迅速な対応が可能です。「もしものとき」への備えが、日々の暮らしの質にもつながると考えています。

さらに、ご家族との連携を大切にし、状況の共有や今後の方針についても丁寧に話し合いながら進めてまいります。費用面のご不安や将来の見通しについてもご説明し、柔軟にご相談をお受けいたします。

老人ホームの選択は、ご本人のこれからの人生に関わる大切な決断です。疑問や不安をひとつずつ解消しながら、一緒に考えていきましょう。

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